あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

研究会

 盛んに宣伝している甲斐あって、オメデトウのメッセージを多々頂く。ありがたし。
 去年は家族からも何にもなかったので、今回はちょこっと宣伝してみたんだけれど、思いの外、リアクションがあったので少々驚いてしまいました。
 でも嬉しいですねぇ。


 さて、先日、研究会があった。というか、先生方の研究会に話だけでも参加させて頂いた、というのが正しい日本語。
 いや、研究会、全く…とは言わないモノの、分からないことだらけで冷や汗ものだった。予習をしないと発表の前提すら危うい(苦笑い)。
 内容は19cにおけるドイツ連邦国家論。
 当時のドイツ史がアタマの中に入っていないと、サッパリと言うところがある。とりわけ僕は受験が日本史だったから、込み入った話をされると良く分からない。でもドイツ史はやらないとなぁ…と思っているので取りかからねば。


 とりわけアルトジウスなんかが分からないとまずかったのですが、このあたりは邦訳がないからひょっとするとドイツ語に文章に当たらなくちゃいけないような気もする。せめて英語であればいいのにさ。
 ちなみにアルトジウスは16cのドイツの神学者というか法律家というか。主権の絶対性について異を唱えた(今で言うところの制限主権論)ヒト。ただし、国民主権とかじゃなくて、あくまでも神との関係に置いて国家は絶対的主権を持ってないという話のようです。
 だとすると、絶対主権も一応抑えないとダメなのかな。J・ボーダンとか?


 ともかく、当時のドイツの状況を説明するのに様々な論者がいたというのはとても勉強になる。それに問題設定とか、レジュメの作り方とか内容以外でも参考になるところが多かったのは有益。
 とかく思想は原典からあたらなくてはいけないから、そうなると語学が出来るに越したことはないんだろうなぁ。


 語学やりますか。千里の道も一歩から、ですね。