あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

東征伝⑤世界遺産・宮島篇

 岩国へ行った翌日は宮島へ。
 自ずと知れた世界遺産ですね。以前見に行ったときは駆け足で済ませてしまったので今回はじっくりと落ち着いて見ようと思い、丸一日かけて見学。


 広島駅から電車に乗って宮島口へ。
 宮島口の駅からフェリー乗り場までは本当にすぐ。広島駅の切符売り場では広島→宮島口→宮島とフェリーまで込みになっている切符を販売しています。それだと宮島口→宮島ではJRのフェリーしか乗れません。このほかにも宮島松大観光船が出ていて、料金は一緒。ま、船の大きさも大体一緒だから何も困ることはないんですけどね…。
 ただし、違いといえば、行きのフェリーはJRフェリーにした方が良いです。というのも、JRフェリーだと行きに限って(敢えて)大鳥居の前を回るように航行してくれます。

 最初の遭遇だけに結構重要なポイントかも知れません。


 桟橋から、参道を歩きながら厳島神社へ。宮島には野生の鹿がたくさんいるらしく、奈良公園よろしくたくさんの鹿がいます。

 宮島はシャモジでも有名らしく、日本最大と思われるシャモジが参道の途中に展示されてます。なんでもこのシャモジ、寄せ木ではなく、「一木造り」だとか。一木造りというのは、一本の木から削って作る作り方。長さ7.7m、最大幅2.7m、重さ2.5tだとか。

 神社から鳥居を見るとこんな感じです。ただし、カメラと違って視野が広いから、実際にその場に立つと感動的。また、潮の音を聴きながら、海面に映る厳島神社は確かに趣があって良いものです。確かに、台風の時に毎回壊れるのは納得がいくな(笑)とも思うのですけど。

 その後、山麓の方へと散歩。大聖院を見学し、紅葉谷公園へと散策。紅葉谷公園から山頂へ向けてロープウェーが出ているんですけど、往復で2000円近くするため断念。広島に戻ってから分かったことですが、広電(路面電車でお馴染み)の1日フリーパスみたいなのがあって、それだと広電1日&フェリー&ロープウェー料金込みで2000円でした。
 まぁ、広電で行くと広島〜宮島口までの間、1時間は乗車しなくちゃいけませんが…。
 ロープウェーを断念したので、せめて…と思って、遅めの昼食は奮発。宮島名物「あなごめし」を食べる。冒頭のフォトは参道途中の「いな忠」というお店のあなごめし1500円ナリ。まるでウナギのように大量のアナゴがのっていて非常に美味しい。ただし、関東ではウナギをいったん蒸してから焼くため、表面は焦げ目が付いても、中は柔らかいんですけど、ここはそのまま焼いている?と思うので、煮穴子のように崩れるほど柔らかい、ということはないです。
 それからしばらく参道のお店の中を物色。一木造りで手彫りのシャモジ―とはいかないものの、大きなスプーンを土産に買う。あとは、ハガキになったシャモジを買って、郵便局で投函。宮島郵便局の消印(絵が描いてある)を押して貰えます。



 そうやって時間を潰しているうちに干潮の時刻。この日は幸運なことに大潮だったので非常に潮がひくのが大きくて遠浅の海岸は随分と砂浜に変わります。鳥居のたもとまで行くと、その大きさが実感。午前中は海だったとはにわかに信じがたい程。
 
 管理人が写真をこの位置まで下がって撮れるくらい潮がひいていました。これは本当にすごい!ポイントとしては、あらかじめ満潮と干潮を調べておいて、一日かけてじっくりと見ることをオススメしますね。