あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

旧約聖書入門―光と愛を求めて (光文社文庫)

旧約聖書入門―光と愛を求めて (光文社文庫)

旧約聖書入門―光と愛を求めて (光文社文庫)

無宗教に近い葬式仏教徒の自分からすると、キリスト教が分かる、というよりも「キリスト教信仰が(なんとなくだが)分かる」ような本だった。作家だけあって文章は上手く、なんだか良く分からない聖書の記述に作者自身の経験を牽きながら、その意味するところを述べる文章はエッセイと言えるかもしれない。逆に、私のような非信徒からすれば「そこまで神を信じられるのか」という驚きと「そこまでついていけない」という距離感とが入り交じる内容だった。ともあれなかなかおもしろく読んだ。