あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

都響スペシャル「第九」

日時:2013年12月26日(木)19:00開演(18:20開場)

場所:東京芸術劇場

指揮:エリアフ・インバル
ソプラノ:澤畑恵美
メゾソプラノ:竹本節子
テノール:福井敬
バリトン:福島明也
合唱:二期会合唱団

都響&インバルによる第九を聴く。今までのベートーヴェン・ツィクルスに共通する「インバルの第九」だった。快速テンポでぐいぐい進む体操選手みたいな引き締まった演奏で開放するところはするスタイル。
今回は東京芸術劇場を選んだこともあって二期会合唱団の素晴らしい歌声が更に効果的に響いたと思う。オーソドックスだが、完成度が高いのはインバル&都響ここ数年の演奏会の特徴だ。不満点が見あたらないのは流石である。
ただし、合唱団並びにソリストを2楽章終了後に持って行くと、必ず拍手も来るし、間延びしてしまうので演奏状はどうなのかなーと思う。声楽の観点からすれば、喉の調子を整えるから良いのかもしれないけどね。