あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

郵政民営化エトセトラ

今日の参議院委員会もあって、いよいよ大詰めなのが郵政民営化法案の可否。
膨大な財政赤字を軽減すべく、新自由主義的改革路線の一環として小泉内閣がブチ上げたのが郵政民営化ですね。とはいっても、首相就任前から小泉は郵政民営化は持論だった(ウラを返せばこれしか持論じゃない)ので、今更、「反対派」が怪気炎を上げているのは全く持って不可解です。

そうはいいながら、郵政民営化は小泉−森派ラインからの橋本派亀井派への既得権切り崩しといった政局的要素も絡んでいるので、事はそう単純ではないんでしょうね。小泉は長い間、森派幹事長を務めただけあって政局慣れしてる感じ。

そんな中、永岡議員が自宅で首つり自殺をしたというニュースが流れてました。(なぜかNHKは報道しませんでしたが…何かウラでもあるのかな?)官邸サイドも、反対派サイドもお互い責任のなすりつけあいをしていますが、何だかなぁ…という感じですね。

死人に鞭打つようで悪いんですが、永岡議員も信念に欠けていたが故に自殺したのかなぁと思ってしまいます。いずれの立場にせよ、悩むことのない問題なんですけどね。それでも悩んだというのは恐らく自民党の既得権が生み出す体質が災いしているのでしょう。あと、議員のパーソナリティの問題。それくらいで自死を選ぶのは今まで順風満帆な人生だったのかなぁ、と勘ぐってしまいますが。

選挙戦を有利に戦おうとして、郵政民営化論者の小泉を総裁へと推戴した以上、反対議員は自民党から離党するのが当然。ただ、いままでの自民党政治とは明らかに違う現象ですね。(その辺はまた機会があれば…。)

※敬称略でした