あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

都響 第1009回定期演奏会

[出演]
指揮/ライアン・ウィグルスワース
ピアノ/北村朋幹*
女声合唱/栗友会合唱団**
[曲目]
シェーンベルク:5つの管弦楽曲 op.16(1909年版)
武満 徹:アステリズム(1968)*
ホルスト組曲《惑星》op.32**

 都響定期、シェーンベルク→武満→ホルスト、の選曲の妙が光ったプログラム。
 シェーンベルクは定期的に聴く機会があるけれど未だに面白いと思われず。(予習までしているのに)ただ、今回、片山杜秀が解説書いてあってそこは面白かった。
 武満のアステリズムは真夏の草むら的な、躍動感はないけどエネルギーに満ちた曲。
贅沢にもソリストに北村朋基。北村が武満を弾くイメージないから意外だった。ちょっと無駄遣いでは?とも思うが、すっかり大人になった北村青年を見て,聴けて良かった。
 ホルスト都響の機能美を存分に発揮している。特に弦楽セクションの表情づけというか、ダイナミズムというか、迫力があって良い。
 演奏は割合にサクサク進む感じがあって、ボールト盤に刷り込まれた自分はところどころ更なるスケール感が欲しいなと思ったけれど、土星以降は見通しよく良かったと思う。