あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

キリスト教と日本人

 今日のゼミでのこと。(とはいえマンツーなんですが…)先生から、
「○○(←管理人のこと)くん、聖書読んだことないのかい?」
 と核心的な一言(苦笑い)が。


 ええ。仰るとおり管理人は聖書読んでません。残念ながらわが家は親鸞常人がお開きになった浄土真宗を信仰しておりますので…。とはいえ、教義も分からず般若心経を覚えたくらいですが。
 ともかく、趣旨としては、ヨーロッパの政治思想を理解する上でキリスト教理解は絶対に欠かせない、と言うことだった。
 確かに今読んでいるイギリス思想史に関する(もっと詳しくいえばS・ウェッブに関する)論文を読んでいると、文章を日本語にする苦労もさることながら、それ以上に、キリスト教の理解をしなければいけないなぁ…と痛感してしまう。


 ミッション系の学校に通っている人はこんなのチャラいもんですよ♪なんていうんだろうな。バカにしてたからなぁ。宗教の授業がある学校なんてやってられるか!って思っていた者で(←ひどいヤツ)。
 ショーペンハウエルにしても、ニーチェにしても、科学と信仰に板挟みになった18〜19世紀の知識人たちは相当に苦闘したらしい。
 ↑の文章を読んで「科学と信仰」が板挟みになることがどうして苦しいのか?と思った方は残念ながら宗教というモノの理解を欠いている証拠になってしまうだろうな(いや、日本人はしょうがない面がある)。今でも極端な福音主義になると進化論とかアウトのようだし。
 なにゆえにローマ法王がヨーロッパの世界では最高権威なのか、とか、天地創造ってor原罪って何?とか聖書ないしはキリスト教の教義を理解してないと分からないし、そうした理解を通じて、始めて分かるヨーロッパの歴史や思想、行動様式っていうのがあるようだ。
 どーしようかなぁ…。聖書読むかぁ。取っ掛かりにイイ素材はないか?ちょっとアマゾンしてみましょうか。ついでながら、その後、先生から南原繁の政治理論史のテキストを(ある意味強制で)貸して頂いた。「いやぁ、勉強しなきゃダメだよ〜」だって。
 さぁ、挫折しないでできるか!?

政治理論史

政治理論史


 あ、どーでも良いけど、奥菜恵って微妙。
 ドラマ出ないなぁ…と思ったら、週刊誌ネタで出るのは止めた方がイイと思うが。
 これ以上は自粛。