男子、可愛いモノを愛でるべし!!!
- 作者: 菅野文
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: コミック
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という、帯が巻いてある『オトメン 7巻』
このマンガのおかげで「白泉男子」がすっかり「オトメン」として定着してしまった。いや、そもそも、白泉男子自体があるのか?という話か。あったよーな気がするんだよなー。ま、どーでもいいけど。
今回も学園モノ定番として合宿なんぞがあったり。
ただし、合宿所に出る幽霊っていうおきまりなハナシなんだが、実際に幽霊を出してしまうあたり(会話してるし)ヲイヲイである。でも幽霊が出てくること自体も結構良くある話だよね。
いいですねー。合宿。管理人はゼミだったり、サークルだったりという大学時代の想い出だけど。濃いよなー、あの生活は。旅行経験値が上がってくると、合宿所って宿泊施設としては良くないんだけど、今になって振り返ると、何とも言えない味わいがある。若いって良いよな(笑い)。
ただし、本マンガの合宿は高校内にある合宿棟だけどね。(大学時代に行った合宿は軽井沢とか、蓼科とか、那須高原とか…。)
そういえば自分の通っていた高校にもあった。合宿棟。卒業生が親や先生、在校生へ送るメッセージとしての「卒業式第2部」の特訓のため。大学受験そっちのけでやったなぁ。今の社会風潮じゃ、そーいうのあり得ないだろうな。
今の、効率とか競争のなかだと、人間にとって大切なモノをどこかに置き忘れてきているんじゃないかと思ったりする。リーマンショックでちょっとは変わるだろうか?
脱線してしまった。閑話休題。
7巻では充太(主人公の親友)メインの話もある。この話が結構切ない。
充太は男子高生ながら、人気少女マンガ家「幸花ジュエル」なわけだが、そんな彼の座右の銘は「恋するより 恋させろ」なのだそうだ。だから自身は恋愛をしないんだって。描くときのドキドキ感が無くなるから。
そーいえば、さんま御殿でそーいう話をしていたゲストがいたと思う(誰だったかは失念)。サブキャラに限って言えば、そーいう切ない系統のストーリー展開って多いよな。
次巻は、ヒロイン都塚さんの転校してしまうのか?っていうこれまた定番のハナシ。
次回エントリ予告→ブリーチ38巻。
次々回エントリ予告→『ベーシック・インカム入門』