あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

運動の第一法則

BLEACH 38 (ジャンプコミックス)

BLEACH 38 (ジャンプコミックス)

ニュートンによって法則になったヤツだよね。静止している物体は止まったまま、動いている物体は力を加えない限り等速直線運動するってヤツ。
 
 別名慣性の法則、ともいうが。

 現在のブリーチがまさにそれ。管理人は等速直線運動で買っている。摩擦係数の関係で、徐々に買うインセンティヴは低下している気がするが…。
 いや、何が凄いって、38巻では「主人公が1コマも描かれない」のだ。扉絵にはなっているか。さすがに。けど、ストーリーに全く絡まないあたりは凄いぞ、ブリーチ。伝説を作っているな。

 ああ、くどいようですが、今回は予告どーり、ブリーチ38巻感想です。

 今回はサブキャラのサブキャラ、いわゆるモブキャラたちによる壮大な戦いである。サブキャラがメインになる話は、少女マンガでは王道だけど、ここまでいくと行き過ぎだよね。主人公(一護)の仲間?(それぞれの隊長)の、部下とか「どーするんだよ」って思ってしまう。この戦闘の描写は作者のアタマの中の壮大なストーリーの中でどう位置づけられているのか今ひとつ良く分からなかった。

 とはいえ、個別な話をすると、イヅルは見た目そのまんまな、少年誌に似つかわしくない戦闘である。首を刈るって「少年誌的に」アリなの?

 使えるセリフとしては射場の言葉だろうか。

  逃げても 裏かいてでも 勝たにゃ意味がないんじゃ!
  意地を通したけりゃ 力をつけえ 敵と戦うなら死んでも勝て
  それが 筋を通すっちゅう事じゃ

 だってさ。「正しいことをしたければ偉くなれ」に近いモノがあるよね。
 半分は正解だろうなぁ。やりたいことを、願望として持っているだけじゃダメで、今置かれている現実から逆算して、いかに実現するかっていう計算高さは、夢見がちな人間には必要だろう。