あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

もうすこしこだわれ

 何だかんだ言いながらMR.BRAINを面白くみている。
 今クールで真面目に見ているドラマは「BOSS」と「MR.BRAIN」。
 そして、真剣に見ているアニメは「東のエデン
 先週の東のエデンは秀逸だった。ホントに面白い。薦められてみた甲斐があった。そういえば、「ダヴィンチ」の4月号だか5月号に、羽海野チカ神山健治の対談が載っていて面白かった。それを読んでいたからだと思うけど、神山が込めたメッセージが今回の放送ではかなりハッキリと出ていたんじゃないだろうか。

 そいでもって、MR.BRAINの話に戻ると、あれは木村拓哉主演云々で話題になっているんじゃなくて、共演者がもったいなさ過ぎで話題になっているんじゃないかと、意地の悪い見方をしている。

 綾瀬はるか水嶋ヒロ、平泉 成、設楽 統、山崎樹範木下優樹菜小林克也田中裕二トータス松本大地真央香川照之etc.

 そいでもって、毎回のゲストがムダに(?)豪華すぎる。
 市川海老蔵小雪高嶋政伸Gackt亀梨和也木村多江佐藤健東儀秀樹
 そんなに出番無いけどユースケ・サンタマリア神保悟志松重豊相武紗季戸田恵子広末涼子小市慢太郎、品川 徹…

 そんでもって次回は仲間由紀恵である。

 これで数字とれなきゃダメだろう、と思いながら、実は第3話の資料率が18%くらいだったらしい。BOSSが同じくらいだから、まー、カネかければいいってモンじゃないんだよ、ドラマって。という思いもしないでもない。
 なんか人気が出てからの古畑任三郎みたいな。でも、古畑の場合は、主演は田村正和だったし、脇は西村雅彦が固めていたから、そーいうところの安定感は絶対だった。
 そんなコト書いていたら、今回はまた数字が持ち直したらしい。ってことは、亀梨は数字を下げる力を持っているのか?なんてネット界隈では叩かれるんだろうな。管理人は金八出身者には甘くなるところがあるので、上戸ともども気の毒な感じがしないでもないんだが…。

 話は戻るけど、実は、これだけ豪華な役者が揃うと、正直なところ個人的な見どころは芝居の「上手い」「下手」の違いだと思う。それくらい演技を見ての違いが一目瞭然なのだ。
 それにしても香川の役者としての幅の広さは驚嘆すべきだなぁ…と思う。コミカルな役所も面白いね。
 そう考えると、ゲストも含めて演技派や実力派も多いから、このドラマに出てくる若手俳優たちが刺激になれば、このキャストの無駄遣いも「無駄にはならない」のだろう。だとしたら、こーいうドラマ企画自体も悪くないかも、なんて思ったりした。

 あ、もうちょっとこだわれ、っていうのは、ドラマ中で演奏されてた、亡き王女のためのパヴァーヌの演奏。雑すぎだよ。金だらい叩いてるんじゃないんだからさ。
 個人的にはフランソワかアースを聴いて。ラヴェルはその透明感が音になって表現出来ていて欲しい。(ドビュッシーだと印象派的な色彩感があると良いんだけどね)

 
 ちなみに、秋クールのフジのドラマ「不毛地帯」に今から期待。
 位置づけとしては、「白い巨塔」並みの気合いの入れ方。
 2009年5月15日 中日スポーツの紙面から

唐沢寿明白い巨塔」超える! フジ「不毛地帯」に10月から主演
 山崎豊子原作のベストセラー小説「不毛地帯」が、フジテレビ開局50周年記念連続ドラマとして10月から半年間(木曜午後10時)にわたり放送されることが14日、分かった。主演は、俳優唐沢寿明(45)。

 共演は女優和久井映見(38)、小雪(32)、天海祐希(41)、俳優柳葉敏郎(48)、佐々木蔵之介(41)、竹野内豊(38)、橋爪功(67)、中村敦夫(69)、伊東四朗(71)、段田安則(52)ら。豪華な顔ぶれも話題を集めそうだ。

 唐沢が演じる主人公・壹岐正は太平洋戦争中、大本営参謀のエリート軍人だったが、終戦後11年間のシベリア抑留という過酷な体験を経て、総合商社に入社、ビジネスの世界で激動の戦後を生き抜いていく。2007年に死去した故瀬島龍三さんが主人公のモデルといわれている。

 瀬島隆三かぁ…。このへんの昭和史って今リバイバルなのかなぁ。白洲二郎とかさ。

ラヴェル:ピアノ作品全集

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