あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

N響「夏」2015

指揮:マイケル・フランシス
ヴァイオリン:樫本大進
チェロ:クラウディオ・ボルケス

ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
ブラームス交響曲 第1番 ハ短調 作品68

 ブラームスの二重協奏曲は朝比奈/新日本フィル以来の実演である。(「都響とドッペルコンチェルトをやろう」と生前、朝比奈はインタビューに答えていたが、残念ながら果たされなかった)
 あの時は厚みある、暖かみに満ちたオケの響きが印象的だったけれど、今回はつくづく上手いヴァイオリンとチェロの独奏だった。
 1番は軽く流さず、相応にスケール大きな演奏。多分にN響の力が大きいものと思われる。これを別のホールで聴いたら、熱演だったろうと思う。
 どうでもいい話になっちゃうけれど、樫本大進の人気なのだろうか?今日のN響はいつになく年齢層が若く、女性の比率が高かった。こんなのN響演奏会じゃないやい!!!なんて思ったり(笑)。
 今年はヒラリー・ハーンも聴けたからヴァイオリニストには恵まれているな。確かな力量はやっぱり大切なんだなぁ。質と量がある、というのかな。世界で活躍する演奏者っていうのは大したもんだという、月並みな感想を持った(笑)。