あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

初「渋谷らくご」

 

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昨夜は人生で初めて落語を聞きに(見に)行った。
 成田山初詣企画に続く、みんなでだったら行く企画。
 初心者向けと言うことで、渋谷ユーロライブで開催される「渋谷らくご」である。今回の参加者の中にチョットしたツテがあるというので、内容を聞いてもらい、今回はチケットを手配してもらい(ちゃんとお金払う)、事前に腹ごしらえをして、いざ・落語へ!
 ユーロスペースって映画のイメージなんだけれど、そこで落語というのは新鮮だ。考えてみれば傾斜はついているし、椅子は長時間の観賞に堪えうるし、サイズ的にも一体感が得られてちょうど良い。今回は実力派(という紹介)4人が30分それぞれに話してもらう「渋谷らくご」。ちょうど良いぞ。
 座席は自由。入り口で芝居やコンサートのようにちょっとしたチラシと前回公演のレビューと今回公演のプレビューが載ったプログラムをもらう。なかなか手が込んでいて、主催者側の落語に対する意気込みや愛情が伝わってくる。柳亭市童「天災」、雷門小助六井戸の茶碗」、神田鯉栄「鉄砲のお熊』、古今亭文菊「夢金」。
「天災」は困った熊さんだ。「井戸の茶碗」はマクラからの入り方が上手いなぁ。「鉄砲のお熊」はどこからが講談でどこからが神田さんのネタなのか分からない(笑い)。魂の叫びのような勢いで笑わせる。「夢金」はこれが「芸」だ。江戸時代にも夢オチってあったのね。
 一人じゃなかなか行かないけれど、みんなとなら行くかもしれないというのはここ数年、かつての職場仲間での旅行やらで実感しているだけに、ちょっと興味関心と行動範囲が広がって良いかもしれない。人が言うには趣味が多すぎるだろう,といわれるが、まあ、それはそれとして。今度は寄席に行きたいなー。