本。

　ここのところ買ったり、読んだりした本を挙げてみる。そのうち感想を書くかも、という予告にもなるし。
　でも、ネタが他にあったりすれば書かないかもしれないのだけれど…。

近衛秀麿―日本のオーケストラをつくった男

平安時代から摂関政治で活躍した藤原家の筆頭が近衛家。戦前に総理大臣になった近衛文麿の弟にして、日本のクラシック音楽草創期に私財をなげうって活動した近衛秀麿。知られざる存在だっただけに面白いが、大野芳の文章が下手くそでいまいち楽しめない。

日本の歴史〈22〉大日本帝国の試煉 (中公文庫)

中公文庫から出ている日本の歴史シリーズ。尾高煌之助による最近の学会における潮流と解説付き。

学問の力 NTT出版ライブラリーレゾナント023

教養主義の没落と似ているような…。この前に挙げた『丸山眞男の時代』と併せて読むと面白いかも。

現代日本の革新思想〈上〉―丸山眞男対話篇 2 (岩波現代文庫―社会)

安保闘争や構造改革論争について論じた座談。丸山の指摘は今読みかえしていも充分説得力がある。

市場 (思考のフロンティア)

近代経済学、マルクス経済学の問題点を指摘しているけど、「経済学」を全く知らないで読むときっと分からないと思うだよな。そこが経済の難しさではあるんだけれど…。

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?

最近流行っている（!?）ジェンダーフリー・バッシング。あまり生産的な議論が展開されないから、いーかげん止めたら如何？ということらしい。

ジェンダー／セクシュアリティ (思考のフロンティア)

クイア・スタディーズ (思考のフロンティア)

上に関連して。

現代政治理論 (有斐閣アルマ)

20世紀政治思想の内部と外部

ジェンダーの問題も含めて考えるmulticulturismに行き着く前にこの辺から行かないといかんかなぁ…。

シナ思想と日本 (岩波新書 赤版 3)

日本精神史研究 (ワイド版岩波文庫)

今後の課題。

さて、どーなることやら…。そろそろ夏なのにねぇ…。小説読みたい…。