あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

ナガサキ-1945年8月9日 (岩波ジュニア新書 (260))

新版 ナガサキ―1945年8月9日 (岩波ジュニア新書 (260))

新版 ナガサキ―1945年8月9日 (岩波ジュニア新書 (260))

 岩波ジュニア新書から。
 内容は前近代の長崎の地誌を簡単に紹介し、マンハッタン計画以降の核開発も絡めつつ、タイトルの通り、1945年8月9日のあの日について書かれている。
 長崎が「ナガサキ」として人々に記憶される、その日以降の記録でもある。 後半は被爆者たちの反核運動について取り上げられる。そこに登場する多くの人々は既に鬼籍に入ったが、我々は彼ら・彼女らの想いを困難があろうとも引き受けていく必要があるのだろう。