あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

宇津井健氏は神経痛

 「うついけんしはしんけいつう」そーです。回文ですね(笑)。「まさかさかさま」な回文。いわゆる「竹藪焼けた」とかが有名ですが、個人的には宇津井健〜はツボ。

 いや、なんでいきなりそんなことを思ったかと言えば、たまたま「ごくせん」の特番がやっていたのを、途中からくだらないなぁ。と思いながらも観てしまったことが大きいワケです。
 でも、二匹目のドジョウならいざ知らず、あそこまであこぎに内容のない番組を放送して果たして何になるんだろうか?もしかして「野ブタをプロデュース」の番宣になるのかなあと穿った見方をしてみたモノの、多分、数字(視聴率)でしょうってことに落ち着いた。
 でも、ごくせんはパート3もある気がする。人気だったし、もっともらしいラストでしめたいという気も制作者サイドはあるんじゃないか?と思ったりした。

 

ごくせんスペシャル 「さよなら3年D組…ヤンクミ涙の卒業式」 [DVD]

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 このDVDはパート1の方だけどね。

 思えば、パート1が一つのきっかけで若手俳優というカテゴリーが花開いた感はあるなぁ。成宮寛貴だったり小栗旬だったり。ウォーターボーイズ2はジャニーズを一人も起用しなくても青春ドラマは成功するという一つの結果を出したからテレビ局サイドとしては自信を深めた、という話もある。


 それを考えると、若手俳優(♂)の起用にジャニーズ事務所の存在が無視できないほど大きいって言うのは象徴的な話だと思う。
 なぜなら、ジャニーズ事務所だったり、広告代理店最王手の電通なんかはテレビ業界に厳然たる影響力を行使しているから、「闇部」が見えてこない。

 電通に至っては、かろうじて『電通の正体』ってブックレットが週刊金曜日から出ていたくらい。まぁ、週刊金曜日って聞いただけで「あー、あっちの方の雑誌ね」と思う向きもあるが、殊、この『電通の正体』は良く電通の暗部を追っていると思う。広告を載せている雑誌は電通の悪口書けないからね。けっこう阿漕なコトやってるのにさ。

 ジャニーズ事務所週刊文春だけがせっせと叩いてるだけで、あとは総じてだらしない。大体、婦警を跳ね飛ばしておきながら稲垣「メンバー」は無いだろう。事務所に遠慮することなく、報道の場合は「容疑者」とか「被告」とかちゃんとつけるべし。

 世論が動けば、何人かお縄につきそうなことも、我々が知らないように、裏の世界で処理してしまう、ので実際には表に出ることなく、平然としている。
 政治学でも、そんな権力が一番巨大な権力じゃないか?という指摘もあるけど、上記例はまさにそんな感じですねぇ。

権力 (思考のフロンティア)

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 権力論を初めて勉強したい方はこの辺からどーぞ。