2007年から考える
どーでも良いんですが、今日食べたケーキ。
上が生クリーム、中がチーズケーキというクリスマスケーキでした。
甘さ控えめでおいしかったですよ。さすが伊勢丹(笑い)
2007年から考える
今年も残り少なくなりました。
早いですねぇ…と思う反面、今年一年ずいぶんといろんなことがあったと思う。
年をとるたびに一年の感覚は短くなるものらしいんだけど(体感時間とでもいうのかな?)、ルーチン化しないでいろいろとできたので、結構濃い一年だとは思う。我ながら絶賛(笑)。
さて政治面では2006年暮れに教育基本法の「改正」など、戦後政治の転機になるであろう「業績」を残した安倍内閣が参院選での敗北→総辞職したのが特徴か。戦後内閣で、まれに見る「グダグダ感」のある総辞職であった。
あとは、「07年体制」とでも呼べる「ねじれ国会」とかね。
教育行政も右往左往だ。
「ゆとり」から「つめこみ」へ。さしたる検討もないまま再び方向転換が図られるが、おそらくこの浅はかな教育政策の転換は、数年ないし十数年後また再び転換するのではなかろうか。
今日の学力問題は「中間層の崩壊」と符合する問題である。つまり教育問題はひとえに教育だけにとどまらず、社会の問題になる。
その社会問題では「ワーキング・プア」とか「ネットカフェ難民」などの言葉が一般的に認知されだしたのも特徴だろう。
それまで使われていた「ニート」、「フリーター」は、かつての19世紀イギリス社会よろしく「働かないヤツが(道徳的にも)悪いんだ」的な風潮があった(例えばエリザベス救貧法以来の貧困=不道徳の発想)けれど、社会構造がワーキング・プアを成立させている、という認識に至ったのは大きい。
その手の本が多く出てるし。知らないだろうけど『新自由主義の嘘』なんて本が出回ってるんですよ。岩波から。ビックリですよ。
その線で言えば郵政民営化やら、食品偽装などは「市場万能」をいわば信仰とした政策の極致だともいえる。一種の国民総「躁」状態のなか、郵政民営化は実施されるに至ったが、民営化後の郵便局株式会社は果たして「市場の失敗」についてどう対処するのか。
(かつては国営の郵便局が「市場の失敗」を「公共機関」概念によって補完していたと考えられる。例えば過疎地の集配や年金・保険業務など。)
「民営化」すれば、あるいは「市場に任せれば」すべて最適に富が分配されますよ、的な発想には綻びがあることが分かったわけだ。どこかできちんと管理する必要があるわけでね。
まぁ、そのほかに40℃まであがった熊谷とか、異常に暑かった今年の夏。長崎市長の銃撃事件など、拳銃を使っての犯罪などありましたが、さしあたってこのくらいで。
そーいえば管理人個人では修士論文は大きかった。
遊びでいうと、仙台旅行とか、1泊2日ながら面白かった(誘ってくれてアリガトさん)。友人の結婚とか(ホントにおめでとさん)もでかいイベントでした。ええ。
このblogをご覧のみなさんはじめホントに友に恵まれた一年です。ええ。
というわけで(どういうわけだ?)、ちょっと早いですが、年内の更新はここまで。
それではよいお年をお迎えください。