あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

2024 都民芸術フェスティバル 都響公演

指揮/大井 駿

フルート/上野星矢
メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》作品26
モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313(285c)
チャイコフスキー交響曲第4番 へ短調 作品36

都民芸術フェスティバル(都響)を聴いてきた。
大井駿指揮、上野星矢フルートで、メンデルスゾーンモーツァルトチャイコフスキーと極めて健康的なプログラム。
天気が影響してか、告知が不足してか、両方かわからんが6割程度の入りだった。
モーツァルトのフルート協奏曲1番は上野の確かな技術に裏付けられた良い演奏。ランパルの録音で聴いていたけれど、上野は立ち姿が舞台映えもするので実演を聴くと、とても華がある。
惜しむべきは国内の名手が協奏曲のソリストを務める機会と録音が極めて少ないこと。全盛期の彼等の協奏曲や室内楽を残しておけないものか。

チャイコフスキーの4番は1、2楽章は詩情に欠けたり、弦の表情不足からか、聞いていて単調な場面もあったが後半は曲に勢いがあることもプラスに作用して非常にエネルギッシュな演奏になった。
都響くらいのオケが良いホールでガッツリ鳴らすと迫力がある。