ドラマ版のだめ第3話の感想。
今回は主にコンバス(コントラバスのことね)の桜ちゃんメインのストーリー。その桜役にはサエコなんだけど、ついつい、小出恵介とサエコが共演していることに興味を持ちながら見てしまった。どーでもイイ女性週刊誌レベルの興味なんだけど(笑)。
サエコって確かにあんまり大きなイメージ無いけど、コンバスと比べてみると、やっぱり小さい。いや、コンバスがデカいのです。おおよそ全長180㎝。重さ10㎏というのだから、想像がつくはず。
ちなみにクラシック聴かないヒトはイメージしにくいんですが、コンバスはバンドで言うところのベースの役割をすることが多いです。それはコンバスの他の呼称にも反映していて、例えばウッドベースだとかアコースティックベースとも呼ばれてるし。
基本的にメロディを弾いたりはあまりしませんね。(あくまでもヴァイオリンに比べると、なんだけど…)
今回はいよいよ玉木宏扮する千秋が学生オケを前に指揮をするシーンがあった。マエストロ・シュトレーゼマン役の竹中直人にも言えることだけど、何か違和感あるのなぁ…と思って見ていて、ようやく分かった。
違和感の理由は簡単で、玉木も竹中も曲を覚えてないから指揮ぶりが「ぎこちない」。曲想に応じて身振りを大きくしたり小さくしたり、あるいはキューを出したりってことがない。予備動作が無く、杓子定規に棒を振っているからぎこちなく感じたんだけど、ま、これはこれを求めるのは酷なことなんだろうな。
HPには今回メインのベートーヴェンの交響曲第7番の紹介が↓。
http://www.leftys.jp/art-net/nodame/01_point.html
管理人が紹介したカルロス・クライバーのCDを紹介してます。こっちが先に紹介したのに真似するな、とは思いつつ、有名なのはそっちだろうから何とも…ですが、ま、音楽ライターにしては無難なチョイスですね(笑)。
- アーティスト: 大阪フィルハーモニー交響楽団,ベートーヴェン,朝比奈隆
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2000/02/17
- メディア: CD
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さて、3回目なので無難なチョイスばかりもしてられないので、今回は個人的にプッシュする朝比奈隆のCDを。
朝比奈6度目のベートーヴェン交響曲全集からの分売。弦を中心に内声部を分厚く響かせた重量感あるサウンド。とりわけ朝比奈自身が葬送行進曲とした第2楽章の叙情性、第4楽章のフィナーレの壮麗な盛り上がりは古今の全ての演奏の冠となるものだ。